JX石油開発が参画するパプアニューギニアのLNG生産設備

JX石油開発はパプアニューギニアで液化天然ガス(LNG)の増産を始めた。すでに生産する天然ガス田群のなかで、新たなガス田を掘削した。このガス田群によるLNG生産量(年間830万トン)を最大で3割増やすという。日本企業などに販売する。

29日までに発表した。このガス田群は米エクソンモービルとオーストラリアのサントスが主体で開発しており、JX石油開発は4.7%の権益を持つ。ガス田は生産を続けるうちに噴出量が落ちるため、生産量を増やすには新たなガス田を掘り続ける必要がある。

パプアニューギニアはJX石油開発の天然ガスのうち、マレーシアとインドネシアに次いで生産量が多く2割を占める。LNGは温暖化ガスの排出量が相対的に少ないため、再生可能エネルギーへの移行を進めるなかでも重要なエネルギー源となっている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。