休業日を増やすことで従業員の就業環境を改善する(東京都中央区の高島屋日本橋店)

高島屋は12日、全国の百貨店など商業施設16店で2025年1月2日を休業にする方針を決めたと発表した。1月2日を休業日とするのは02年以来23年ぶり。元日に加えて2日も休むことで従業員や取引先の就業環境を改善し、人材の確保につなげる。

同社は23年度からは元日休みに加えて、半年ごとに一日の休業日を設定するなど、就業環境の整備を進めてきた。高島屋は新たに1月2日を休業日とすることで「従業員のモチベーション・生産性向上につなげていく」としている。

人手不足に直面する百貨店は、休業日を増やして人材を確保しようとしている。松屋は銀座店(東京・中央)で24年1月2日を24年ぶりに休業日にした。

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