ニッスイは29日、家庭用の冷凍食品や缶詰などの常温食品を2025年3月から値上げすると発表した。冷凍食品は全体の約4割にあたる33品を約3〜30%、常温食品は全体の8割にあたる47品を約3〜15%値上げする。コメや水産物などの原材料価格の高騰や人件費、包装資材費などの上昇を商品価格に転嫁する。
家庭用冷凍食品で対象になるのは「大きな大きな焼きおにぎり」などの米飯類や総菜類など。常温食品は「焼さけあらほぐし」などのびん詰や缶詰が対象となる。いずれも25年3月1日納品分から出荷価格を引き上げる。
業務用の冷凍食品でも値上げを実施する。米飯類や魚のフライなどの揚げ物が対象で、25年4月1日納品分から約5〜30%出荷価格を引き上げる。
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