大阪ガスは29日、蓄電池の一括制御システムを手掛けるShizen Connect(シゼンコネクト、東京・中央)に出資したと発表した。大ガスは電力需給に応じて家庭用蓄電池などの充放電を調整する実証をしている。シゼンコネクトは蓄電池などの機器メーカーやエネルギー事業者のシステムをつなげるプラットフォームを持ち、相乗効果を狙う。
出資の比率や金額は非公表だがマイナー出資となる。シゼンコネクトには発電最大手のJERAや東京ガスも既に出資している。天候に左右される再生可能エネルギーの増加により、電力の需給を調整する必要性は高まっている。大ガスは家庭用蓄電池や電気自動車(EV)の充放電により調整する事業を目指している。
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