記者会見する京都信用金庫の竹口常務理事(29日、京都市)

京都信用金庫は29日、2024年4〜9月期の仮決算を発表した。純利益は前年同期比11%減の9億6700万円だった。一部の取引先の倒産で不良債権処理額が増えた。前年同期と比べて株式売却益を減らした影響もあった。

業務純益は微増の22億円だった。住宅ローンなどの個人向けの貸出金が伸び、相続対策や事業承継などの手数料収入も拡大した。会見した竹口尚樹常務理事は「窓口営業を午前のみとして午後に様々な相談に対応する課題解決型店舗が好調で、25年1月に全体の約半分の47店舗に広げる方針だ」と話した。

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