「DMMビットコイン」では、ことし5月に480億円相当のビットコインが不正に流出したことが明らかになりました。

その後、一部のサービスが利用できない状態が続いていましたが、会社は2日に顧客の口座や資産をSBIホールディングス傘下の交換業者「SBI VCトレード」に移管することで合意したと発表しました。

2025年3月ごろをめどに移管するとしていて、終わりしだい、DMMビットコインは事業を廃止するとしています。

会社は「サービスの利用を制限してきましたが、このような状況が長引くことはお客様の利便性を大きく損なうと判断しました」としています。

金融庁は今回の不正流出を受けて、暗号資産の交換業者で作る業界団体に対し、流出リスクへの対応などを自主点検するよう要請していて、リスク管理体制の強化が業界の課題となっています。

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