日本取引所グループ(JPX)は2日、東京証券取引所の2024年最後の取引を締めくくる12月30日の大納会で、例年招待している著名人ゲストを呼ばないと発表した。東証で社員がインサイダー取引に関与した疑いが出ており、JPXは「事態を重くみてゲスト招待を見送った」と説明した。
JPXの大納会はその年に活躍したスポーツ関係者や文化人を招くのが恒例だ。23年は野球日本代表「侍ジャパン」を監督としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に導いた栗山英樹さんが参加した。
ゲストを呼ばないのは新型コロナウイルスの感染が拡大していた20年以来、4年ぶりとなる。
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