開幕した「エコプロ2024」(4日、東京都江東区の東京ビッグサイト)

環境に配慮した製品や技術を集めた展示会「エコプロ2024」(日本経済新聞社などが主催)が4日、東京ビッグサイト(東京・江東)で開幕した。企業や団体が脱炭素や再生可能エネルギー関連の新技術などを紹介する。6日までの会期中に約6万8000人の来場を見込む。

エコプロは26回目で入場は無料。約470社・団体が参加する環境や自然災害対策などの総合展示会「SDGs Week EXPO」の一つの展示会との位置づけだ。

明治はチョコレート原料のカカオ豆の有効利用を紹介する。種皮で作った玩具などを展示して、廃棄する副産物を製品に作り替えるアップサイクルの流れを伝える。バンダイナムコテクニカ(横浜市)はバイオマス素材を使ったレジ袋の自動販売機を紹介する。

エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は地熱発電の仕組みを伝える体験模型を展示する。SDGs Week EXPO内で展示会の「社会インフラテック」「カーボンニュートラルテック」「自然災害対策展」に加え、初開催となる循環経済に焦点を合わせた「サーキュラーパートナーシップEXPO」も同時に開く。

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