星野リゾート(長野県軽井沢町)の若者向けホテルブランド「BEB(ベブ)5軽井沢」は、サステナブルをテーマにしたクリスマスイベントを毎年開催している。宿泊客が自転車をこいで明かりをともすクリスマスツリーなどを設置しており、2024年は県内企業と連携してリンゴ残さの活用に力を入れる。イベントは25日まで開催する。
ホテル内では菓子店などで出たケーキの端の部分をクリスマス仕様にデコレーションしたカップケーキを売り出す。例年販売しているが、今年は林檎学校醸造所(同県飯綱町)がシードルを作る過程で生まれる残さも材料に取り入れた。
周辺には温泉施設や商業施設もあり、夜の散策用にランタンを貸し出す。シードルの瓶をアップサイクルして作ったランタンで、客自身が自転車をこいで充電したライトを取り付ける。ランタンを持ち運ぶホルダーにはSORENA(長野市)がリンゴの搾りかすを利用して作った合成皮革「りんごレザー」を使った。
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