ホシザキは業務用冷蔵庫の標準機種を刷新する

厨房機器大手のホシザキは4日、業務用冷蔵庫などの仕様を刷新すると発表した。国内向けの業務用冷蔵庫や冷凍庫などの標準機について、地球温暖化への影響が大きい代替フロンを使わず、自然冷媒の製品にすべて転換する。12月中旬以降、新機種の出荷を順次始める。

業務用の冷蔵庫、冷凍庫、両方の機能を持つ冷凍冷蔵庫の標準機が対象。一般的なタテ型251機種と、機械上部を作業台として使えるテーブル型113機種を発売する。全国の販売会社を通じて販売する。

ホシザキは以前から代替フロンを使わない製品への転換を進めており、一部の冷蔵庫や製氷機などで温室効果の低い自然冷媒を使った製品を販売してきた。今回の刷新で、大量の食材をカートごと収納できる冷蔵庫など一部の派生機種を除いて、国内向けの標準機種は全て自然冷媒を使ったものになるという。

新しいモデルはドアの取っ手の形状や、温度を表示する画面部分のデザインも変更した。同社は派生機種に関しても「変えられるものから順次自然冷媒を使ったものにしていきたい」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。