カシオ計算機は4日、電子ピアノ「Privia(プリヴィア)」発売20周年を記念したイベントを開催した。2021年からカシオの電子楽器の「アンバサダー(大使)」を務めるピアニストの角野隼斗氏らによる演奏が披露された。カシオは生活の中に溶け込むデザインを打ち出し、顧客層の拡大を狙う。
「Privia 20th Anniversary Showcase in Japan」を東京都中央区の日本橋三井ホールで開いた。22年発売モデルの「PX-S7000」を演奏に使った。壁ぎわに置くことを前提とした従来のデザインを刷新し、インテリアとしても楽しめる外観が特徴だ。
ステージには角野氏のほか、音楽家の菊池亮太氏と浪岡真太郎氏も参加した。カシオ営業本部の松田貴生・楽器統轄部長は自社製品について「これまでピアノに触れてこなかった人や、過去に挫折してしまった人にも使ってほしい」と話した。
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