米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、中国事業を巡り2024年10~12月期に50億ドル(約7500億円)超の特別損失を計上する方針を明らかにした。中国では現地の競合他社との競争で販売不振が続いており、事業を再構築し収益構造を改善するのが狙いとみられる。
GMによると、協業先の中国大手、上海汽車との合弁事業の価値を26億~29億ドルの範囲で引き下げるほか、事業再編に伴う約27億ドルの追加費用の大部分を計上する。
世界最大市場の中国では、比亜迪(BYD)といった現地メーカーが低価格の電気自動車(EV)を投入しシェアを拡大している。(共同)
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