東北電力は6日、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)2号機について発電と送電を7日に再開すると発表した。機器の点検や確認で問題がなければ、原子力規制委員会の検査を経て、26日ごろに営業運転を再開する。

営業運転が始まれば、1カ月あたり約70億円、年間で約600億円の火力発電の燃料費低減効果が見込まれる。

女川2号機は東日本に立地する原発として東日本大震災後初めて10月29日に再稼働した。トラブルに伴う一時停止や、安全確認のための計画的な一時停止を経て、5日に原子炉を再起動し、核分裂反応が安定して続く「臨界」に達していた。

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