築150年の母屋を改装した店舗で、物販や日本酒バー、日本酒セミナーを開催する=湯川酒造店提供

日本酒「十六代九郎右衛門」の蔵元、湯川酒造店(長野県木祖村)は旧中山道沿いに新店舗を開業した。物販や日本酒バー、日本酒セミナーを開催する。築150年の母屋を改装した店舗で、改装費用は八十二銀行の「地方創生・SDGs応援私募債」で3000万円を調達した。日本酒ファンはもちろん、旧中山道への観光客の来店も狙う。

11月下旬に開業した「酒蔵YUKAWA」は自社の日本酒や木祖村の地域産品を販売する。木曽ヒノキを使ったカウンターバーもあり、日本酒飲み比べセットや木曽地域の漬物やチーズなどのおつまみを提供する。奥座敷などを改装したレセプションスペースも作り、テイスティング体験や日本酒セミナーを開催する。

「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」は2023年、世界的なワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれた。

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