シャープ傘下のダイナブック(東京・江東)は現実と仮想空間を融合する「クロスリアリティー(XR)」の眼鏡型端末「dynaEdge XR1」を2025年春に発売すると発表した。倉庫でのピッキング作業など、産業用途での需要を開拓する。
価格はオープンで、数十万円程度を想定する。付属の専用端末で操作し、両眼の透明なレンズにコンピューターの画面やCG(コンピューターグラフィックス)などを映し出せる。従来の単眼型のXR端末に比べ表示できる画面を大きくした。
ダイナブックは倉庫でのピッキング作業や工場での組み立て作業で、画面上にマニュアルを投映しながら作業するといった用途を想定している。
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