米テスラは人型ロボット「Tesla Bot(テスラボット)」のモックアップ(模型)展示をさいたま市内で始めた。ロボット展示は国内初で、さいたま新都心の商業施設「コクーンシティ」(同市)にあるテスラの直営販売店に設置した。施設を運営する片倉工業によると、ファミリー層や最新技術・トレンドに関心のある人などを呼び込むという。
コクーンシティ内の「テスラさいたま新都心」で展示を始めた。同店は4月、テスラの国内最大店舗としてオープンしており、催事などにも向いている。13日からは製造過程の電気自動車(EV)車体の展示も始める予定で、一般客が目にすることができないEVの骨格などを見られるようにする。
テスラボットは人工知能(AI)を搭載し、人間による操作を必要としない二足歩行も可能という。重い箱を運ぶなど力仕事を代用できる一方、卵を潰さずにつかむなど繊細な動きも可能で、テスラの工場の作業工程などで既に活用されている。
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