中国電力は10日、再稼働した島根原子力発電所2号機(松江市)について25日に本格的に発電と送電を始め、2025年1月10日に営業運転を再開する予定だと発表した。これまではそれぞれ12月下旬、1月上旬としていた。

今後の工程を示す使用前確認申請書にスケジュールを示し、10日に原子力規制委員会に提出した。

島根原発2号機は7日、約13年ぶりに再稼働していた。同日午後3時ごろに原子炉を起動し、およそ2時間後に核分裂反応が安定して続く「臨界」に到達している。同社は再稼働により「検査の工程に一定の見通しが得られた」としている。

【関連記事】

  • ・島根原発2号機再稼働、地元首長ら「安全最優先で」
  • ・中国電力が島根原発再稼働 再エネの導入拡大も課題に
  • ・中国電力、島根原発2号機を再稼働 福島第1事故後14基目
地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。