香港投資ファンドのオアシス・マネジメントがNEC子会社のNECネッツエスアイ株を買い増し、保有比率を13.12%まで高めたことが10日分かった。オアシスが同日、関東財務局に変更報告書を提出した。オアシスは11月14日にも保有比率が11.68%になったとする変更報告書を提出しており、短期間にネッツエスアイ株を複数回買い増している。
オアシスはアクティビスト(物言う株主)として知られる。保有目的は「ポートフォリオ投資と重要提案行為」としている。
ネッツエスアイには親会社のNECが10月30日からTOB(株式公開買い付け)を実施している。期間は11日まで。NECは9日、1株あたり3250円としている買い付け価格を変更しないと発表している。
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