サンリオは10日、山梨県甲斐市に「ハローキティ」など同社のキャラクターや創業者である辻信太郎名誉会長の足跡をたどるミュージアムをつくることを明らかにした。2025年度中の開業を目指す。創業者が山梨県の出身であることから同市に設立を決めた。
同社のキャラクターや創業者に関する常設の展示施設は初めて。同県北西部の甲斐市にある「竜王赤坂ソフトパーク」の一角に設ける。建設予定地の敷地面積は1万750平方メートル。24年に誕生50周年を迎えたハローキティをはじめとするキャラクターの歴史や創業者の生い立ちなどをデジタル技術を活用して紹介する。
サンリオは「創業者の出身地である山梨県にミュージアムを建設することは、関係者の長年の希望だった。施設を通じて創業理念の『みんななかよく』が世界中に広まることを期待している」とコメントした。
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