研修会では5人ずつのグループになってディスカッションなどをした(10日、新潟県長岡市)

大光銀行と日本精機、新潟県長岡市の3者は10日、若手社員らによる合同研修会を開いた。3者の地元である長岡市の2026年度からの次期総合計画策定に向けたアイデアの検討や、異業種間の交流を通じて多様な価値観を持った人材の育成などにつなげるのが狙い。合同研修会は10日を含めて計4回開催する予定。

10日に長岡市のアオーレ長岡で開催した第1回の合同研修会には長岡市の職員のほか、大光銀行と日本精機の社員がそれぞれ10人ずつ、計30人が参加した。年齢層は20〜30代で、同じ参加者が4回出席する。研修会の講師は大光銀行地方創生SDGsアドバイザーでもある新潟大学の村山敏夫准教授が務めた。

講義する村山准教授㊧(10日、新潟県長岡市)

第1回の研修会のテーマは「地域を知る・自社を知る・仲間を知る」。研修会では村山准教授が講義したほか、個人ワークやグループワークを実施。自身や所属部署の課題などについてのディスカッションをし、長岡地域や自社に関する理解を深めた。

大光銀行によると、同行が日本精機や長岡市と今回のような合同研修会を実施するのは初めて。日本精機と合同研修会の実施を検討していたところ、地域貢献という切り口で開催する運びになったという。

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