様々なクレーンゲームがそろったGiGO総本店(東京・池袋)

GENDAが10日発表した2024年2〜10月期の連結決算は、営業利益が前年同期比30%増の54億円だった。都市部での人流増加などでアミューズメント施設の「GiGO」が好調だった。2月に買収したカラオケチェーン「シン・コーポレーション」なども収益を押し上げた。

売上高は前年同期の2倍の776億円だった。税金費用が前年同期比で約11億円増え、純利益は20%減の26億円だった。

同日、2027年1月期から国際会計基準(IFRS)の任意適用を目指すと発表した。同社はM&A(合併・買収)で事業拡大してきた。日本基準ではのれん償却費を計上するため、キャッシュフローと会計上の利益との差が大きいのが課題だった。IFRS適用に必要な管理体制が整ってきたため会計基準移行に向けた準備を進める。

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