アサヒグループホールディングス(GHD)傘下のアサヒビールは、蓋を開けると輪切りのレモンが浮かぶ缶チューハイ「未来のレモンサワー」を17日に新たに近畿・東海・北陸で発売する。製造体制の確保などから、従来は関東甲信越だけで販売していた。売り切れが相次ぐ人気商品で、販売地域の拡大で商品のさらなる認知向上を狙う。
10日、大阪市内で販売エリア拡大の記念イベントを開いた。タレントのDAIGOさんと山本彩さんが登壇した。山本さんは「レモンの香りや味をそのまま楽しめておいしい」と魅力を語り、DAIGOさんは「本物のレモンサワーが家でも飲めて素晴らしい。この胸が高鳴る体験をぜひ味わってもらいたい」と話した。
未来のレモンサワーは輪切りのレモンが中に入っており、蓋を開けると底に沈むレモンが浮かびあがってくる。21年にヒットした「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」と同じフルオープン缶を採用した。
関西では2府4県のスーパーやコンビニで数量限定で販売する。希望小売価格は298円で、通常のオリジナルレモンサワーと、液体に糖が入っていないプレーン味の2種類を売り出す。11日から15日まで大阪・道頓堀で有料試飲イベントも開く。
今後も販売地域を広げる方針だ。アサヒビールの梶浦瑞穂マーケティング本部長は「販売エリアを拡大してほしいという声をたくさんいただいていた。おいしさのみならず、楽しさやワクワクを体験してもらいたい」と語った。
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