10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続落し、前日比154・10ドル安の4万4247・83ドルで取引を終えた。11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控えて積極的な買い注文が手控えられ、利益確定の売りが優勢だった。
市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利下げを決めるとの見方が有力だ。FRBの金融政策に対する姿勢を見極めようと、足元のインフレ動向に注目が集まっている。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、49・45ポイント安の1万9687・24。(共同)
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