ファミマは衣料品の回収ボックス設置の実証実験をはじめる

ファミリーマートは11日、使わなくなった衣料品の回収ボックスを都内10店舗に設置すると発表した。中古(リユース)品を扱う企業と連携して、実証実験として回収した衣服を再利用する。検証を通じて回収状況を確認し、設置店舗の拡大を検討する。

期間は12月16日から2025年6月15日まで。回収対象商品は衣類、ぬいぐるみやバッグなどの雑貨。池袋や田町などの都心にある店舗を含め10店舗で実証実験を始める。リサイクルを担うECOMMIT(エコミット、鹿児島県薩摩川内市)と連携して回収ボックスを設置し、衣料品の再流通や再資源化を目指す。一部の衣服は再生繊維としてファミマが展開する「コンビニエンスウェア」で使用する。

ファミマは不要になった食品を店舗で回収し、食料支援の必要な人に寄付する「ファミマフードドライブ」を約4000店舗に設置している。ファミマがもつ店舗網を生かし、衣料品の回収をはじめとするリサイクル分野にも力をいれていく。

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