三菱UFJ銀行では練馬支店と玉川支店で店頭業務の責任者を務めていた管理職の行員が4年半にわたって支店の貸金庫を無断で開け、中に入っている金品を盗み取っていたことが明らかになりました。
これについて加藤財務大臣兼金融担当大臣は13日の閣議のあとの会見で「顧客からの信頼のうえで預金や財産を預かっている銀行業でこうした事案が発生したことは大変遺憾な事態だ」と述べました。
そのうえで「適切に顧客保護を図るとともに事実関係の全容解明、それを踏まえた原因究明、再発防止が講じられるものと考えている」と述べ、金融庁として原因の究明や再発の防止が適切に行われるよう確認していく考えを示しました。
一方、加藤大臣は「年収103万円の壁」をめぐり自民・公明両党と国民民主党との合意文書の中で、見直しの控除額について「178万円を目指して来年から引き上げる」と明記されたことについて「源泉徴収の事務を担う企業の負担も勘案しながら、引き続き具体的な中身については、3党間で協議されるだろうしわれわれもしっかり対応していきたい」と述べました。
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