ゴム・樹脂製品の材料を約400種類展示(13日、愛知県小牧市)

住友理工は技術研究所「テクノピア」(愛知県小牧市)のショールームを16年ぶりに刷新し、13日に見学会を開いた。ゴム素材や配合技術、各製品を紹介するほか、面談スペースも設けた。取引先などとのコミュニケーションの場として活用する。一般向けには非公開。

住友理工は自動車用防振ゴムの世界大手で、ゴムや樹脂の材料配合技術に強みを持つ。ショールームでは約400種類の材料を展示したり、配合による特性変化をモニターで解説したりする。音や振動の制御技術も、実際の製品を使いながら仕組みを披露する。電気自動車(EV)向け防振ゴムなど新製品も展示する。

ショールームは2008年に開設したが、従来は社史の紹介などが中心だったという。研究開発部の米山史紀さんは「実際に製品の性能を体験できるなど、自社技術を分かりやすく伝えられるように見直した」と話した。

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