2025年大阪・関西万博に向けて機運を盛り上げようと、繁華街のミナミで1年早い「ミナミ・フライング万博2024」が13日開幕する。道頓堀商店会などで作る「なんば・道頓堀公共空間活用連絡会」が10月13日まで半年かけてイベントを順次展開し、まずは万博に出展予定の8カ国にちなんだ食材を使った創作たこ焼きを販売する。
たこ焼きは総領事自らが試食するなどして完成させた自信作。米国はタコ以外にカットステーキを入れる工夫を施すなど、中身やトッピングでその国らしさを表現している。
12日にあった発表会には、4カ国(米国、イタリア、スイス、中国)の領事らが出席して自国のパビリオンを紹介。その後、地域住民ら約40人が手を振りながら道頓堀川沿いを練り歩き、万博イベントをプロモーションした。
道頓堀商店会の上山勝也会長(62)は「海外からの観光客も多いこのミナミの街から、世界を巻き込んで発信していきたい」と意気込んだ。【長沼辰哉】
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