東京のベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス2号機」は当初の計画では14日、和歌山県串本町にある発射場から打ち上げられる予定でした。

しかし、14日、15日と2日連続で上空の強い風の影響で打ち上げの直前に延期となっていました。

これを受け、企業は「カイロス2号機」の新たな打ち上げの日時について関係機関と調整を進めてきましたが、18日の午前11時に打ち上げる予定だと発表しました。

2号機には5つの小型衛星が搭載されていて、高度500キロ付近で衛星を切り離し、予定の軌道に投入する計画です。

初号機はことし3月、打ち上げの直後に爆発し、失敗していますが、今回、衛星の軌道への投入が成功すれば、民間企業単独の打ち上げとしては国内で初めてとなるため、注目されています。

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