住友不動産は16日、2025年6月30日までに最大350億円の自社株買いを実施すると発表した。子会社の社員向けの株式報酬として活用する。業績に貢献した社員に株式を交付し、優秀な社員の定着につなげる。
発行済み株式総数(自己株除く)の1.69%にあたる800万株を上限に市場で買い付ける。
住友不動産はリフォームや注文住宅事業を手掛ける完全子会社「住友不動産ハウジング」を新たに立ち上げ、25年4月1日に当該事業に携わる社員を移管する。同社の社員に対し、貢献に応じて毎年ポイントを付与し、退職時にポイント数に応じた株式を交付する仕組み。
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