タムロンは主力のデジタルカメラ向けレンズなどが伸びた

タムロンは17日、2024年12月期の期末配当を従来予想から15円引き上げ、105円にすると発表した。同期の年間配当は株式分割前のベースで280円となり、前期から実質110円の増配になる。業績の拡大を踏まえ、株主還元を厚くする。

11月に24年12月期の連結純利益見通しについて、前期比33%増の144億円と計画から3億円引き上げた。新型コロナウイルス禍が終わり、デジタルカメラ向けやファクトリーオートメーション(FA)向けレンズの販売が想定より伸びている。

同社は2月に24年12月期から継続的な株主還元の方針として配当性向を40%程度と、従来の35%程度から引き上げた。

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