見学者からは期待の声

和歌山県串本町のロケットの発射場からおよそ2キロ離れた田原海水浴場の見学場には、平日にもかかわらず、午前7時半ごろから見学者が次々と訪れました。

延期された14日と15日も来たという大阪・泉大津市の50代の女性は「土日は風が強くてロケットが飛ぶのは厳しいかなと思いましたが、きょうは穏やかな天候なので打ち上がることを期待しています」と話していました。

また、串本町にある国の天然記念物、「橋杭岩」の周辺には、ロケットの打ち上げを見ようと朝から多くの見物人やアマチュアカメラマンが集まりました。

和歌山市から訪れた60代の男性は「橋杭岩の珍しい風景と一緒にロケットが撮影できればと思って来ました。何度も打ち上げ延期になっているので、きょうこそはなんとか頑張ってほしいと思います」と話していました。

別の60代の男性は「ロケットの見学に来たのは、私は5回目、孫は3回目です。孫と一緒に成功するところを見たいです。期待しています」と話していました。

男性の6歳の孫娘はカメラを手にして「打ち上がってほしいです。ロケットを撮影したいです」と話していました。

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