ヤマト運輸と日本郵便は、物流のひっ迫への対応としてメール便と薄型荷物の配達業務で去年6月に協業を発表し、ヤマト運輸から日本郵便に業務の委託を進めてきました。
これについて、ヤマト運輸は18日、日本郵便に対し、薄型荷物「クロネコゆうパケット」の配達業務の委託について、見直しを求める申し入れをしたと公表しました。
「荷物を届けるまでの日数が伸びてしまう事態が発生している」ためだとして、来年3月をめどに配達業務の移行を終えるとした計画を見直すよう求めています。
これについて、日本郵政の増田寛也社長は、18日の定例の記者会見で「せっかく進んだものはぜひ続けていきたい。お互い一度、理解し合ったのだから、それを前提に、よく協議をしていきたい」と述べ、話し合いを続ける考えを示しました。
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