タクシー会社が運営主体となり一般のドライバーが運転する「日本版ライドシェア」では、現在、大阪府内は、大阪市とその周辺に限定したエリアで運行が認められています。
このエリアについて、国と大阪府、大阪市は、大阪・関西万博が開催される期間中は、大阪府内全域に広げることを19日、都内で開いた会議で決めました。
さらに、金曜と土曜の夕方以降に限定していた運行時間についても、すべての曜日で24時間可能になるということです。
一方、運行する台数の規模については、1月にかけて試験運行を行ったうえで決めることにしています。
万博期間中の日本版ライドシェアをめぐっては、大阪府と大阪市がタクシーの不足に備えて運行制限の見直しを国に求めていました。
オンラインで会議に参加した大阪府の吉村知事は、「非常に大きな前進だと思っている。この機会にライドシェアを体験してもらい移動の足、柔軟な移動を確保していきたい」と述べました。
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