リコーは19日、傘下のPFU(石川県かほく市)と産業用コンピューター事業を統合すると発表した。関連組織を統合した新会社を設立する。2025年4月1日に発足し、従業員数は800人強となる予定。売上高は非公表だが、数百億円規模になるとみられる。

PFUの本社(石川県かほく市)

新会社の名称は「リコーPFUコンピューティング」。リコーインダストリアルソリューションズ(東京・大田)の社員約590人と、PFUの産業用コンピューター事業に携わる約240人が勤務する予定。

リコーは産業用コンピューター市場で高いシェアを誇るが、今後も幅広い産業での需要が見込めることから企画開発や販売を強化する。販路拡大や原材料調達コストの削減などのシナジーが見込めるという。

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