米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は19日、システム開発の富士ソフトへ実施中のTOB(株式公開買い付け)の期間を来年1月9日まで延長すると発表した。当初は12月19日までの予定だった。買い付け価格は1株9451円に据え置く。

米ファンドのベインキャピタルが富士ソフト取締役会の賛同を得られなくても、同社へのTOBを実施する方針を発表したことに伴う措置。ベインはKKRのTOBが不成立か撤回された場合、1株9600円で来年1月下旬にも「同意なき買収」に踏み切るとしている。

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