ユーグレナのバイオ燃料ブランド「サステオ」として販売する

ユーグレナは廃食用油由来の燃料を51%混ぜたバイオディーゼル燃料の販売を始めたと発表した。香港のバイオ燃料製造のEcoCeres(エコセレス)が中国で製造するHVO燃料(水素化植物油)を調達し、日本で軽油に混ぜて提供する。陸上輸送などの需要を取り込む。

バイオ燃料ブランド「サステオ」として販売し、軽油を代替する。これまでHVOを20%混ぜた燃料を販売してきたが、軽油の規格を維持しながらHVOの比率を高めた。いすゞ自動車の工場で運行するバスに採用され、供給を開始した。

ユーグレナは2028年後半までにマレーシアで大規模バイオ燃料プラントを稼働する計画を掲げる。同国石油大手のペトロナスなどと、年間約72万5000キロリットル相当のHVOや再生航空燃料(SAF)をつくる。プラント稼働後の販売増加に備え、販路拡大を急ぐ。

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