ニコンは19日、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES」で、三菱ふそうトラック・バスと共同開発した車載カメラを展示すると発表した。「望遠レンズ」と「広角レンズ」を一体化し、遠方と周辺を同時に撮影することが可能。視差が生じないことから、死角を減らせ、より安全な運転に貢献できるという。
CESの展示ブースでは、車載カメラによる見え方の変化などを、仮想現実(VR)映像で体験できる。車載カメラは先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術での活用を見込む。新型コロナウイルス禍でオンライン出展となった22年を除くと、ニコンのCES出展は25年で3回目。
ニコンと三菱ふそうは、トラックやバスで活用できる技術の開発などを目的として、20年から協業関係にあるという。
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