栃木県内に拠点を持つホンダと日産自動車が23日、経営統合協議を始めると発表したことに対し、福田富一知事は「今後の協議が2社にとって実り多きものとなることを期待するとともに、国内産業のけん引役となるよう高い関心を持って推移を見守る」とコメントした。「100年に一度と言われる自動車産業の大変革期を象徴する動き」と指摘した。
ホンダは芳賀町とさくら市に自動車の研究開発や品質管理の拠点を構える。自動車エンジン部品などをつくる真岡市の工場は10月に生産を終了したが、同工場の敷地と建屋を活用して次世代燃料電池システムの新工場を立ち上げると発表済み。日産自動車は上三川町の工場で電気自動車(EV)「アリア」などを生産する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。