横河電機は7日、2025年3月期の連結純利益が前期比21%減の490億円になる見通しだと発表した。先行投資としてエネルギー関連やIT(情報技術)関連の専門人材の採用強化で人件費が膨らむ。プラント制御システムなどの受注は伸びる。年間配当は前期から18円増の58円を計画する。
売上高は4%増の5630億円を見込む。中国景気の減速リスクは残るものの、中東やインドでエネルギー関連の投資意欲が底堅いとみる。受注調整が続いていた素材関連の案件も回復する見通し。営業利益は5%減の750億円の見通し。人材採用に伴う販管費の増加が響く。
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