住友電気工業は、北海道電力系の送配電事業会社から青函トンネルを通って北海道と本州を結ぶ送電ケーブルを受注した。受注額は非公表。再生可能エネルギーが普及する北海道から本州への電力供給は拡大している。住友電工は電力の需給調整用のインフラ整備を担うことで収益拡大につなげる。

北海道電力ネットワーク(札幌市)から受注したのは北海道北斗市と青森県今別町を結ぶ、250キロボルトの直流送電ケーブル。2区間を結ぶ連系設備である「北斗今別直流幹線」が2019年から運用されており、新たなケーブル導入で現在の送電容量は90万キロワットから120万キロワットに増強される。

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