カルビーは8日、スナック菓子「かっぱえびせん」の発売60周年を記念して、同じく開業60周年を迎える東海道新幹線とコラボした商品の販売や企画を実施すると発表した。同日、JR東海と共同で東京駅でPRイベントを開いた。互いのブランド力や知名度を活用し、販売増につなげる。
カルビーは5月中旬から東海道新幹線とコラボしたパッケージのかっぱえびせんを販売する。8月には東海道新幹線の駅構内の売店で限定味も取り扱う予定だ。東海道新幹線の全17駅にかっぱえびせんの「えび」のステッカーを貼りだし、見つけた数によって景品が当たる企画も実施する。
PRイベントでは60歳の男女60人を招待して名古屋駅までの貸し切り乗車を実施し、出発式には人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバー百田夏菜子さんも参加した。
かっぱえびせんは1964年に発売。東海道新幹線も同年に開業した。カルビーの江原信社長は「かっぱえびせんは日常の生活に彩りを添える一品としてこれからも進化を続けていく」と話した。JR東海の中村明彦副社長も「子供のときはおやつ、大人になってからはおつまみで私の体の10%はかっぱえびせん。東海道新幹線も70年、80年と次を目指して頑張りたい」と語った。
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