マツダは好調な米国販売に加え、為替差益が追い風となった

マツダは8日、2024年3月期の連結純利益が前の期比45%増の2076億円になったと発表した。従来予想から376億円上方修正した。ドル高・円安で為替差益が膨らみ、営業外収益が想定を上回った。

通期で1ドル=140円、1ユーロ=151円と見込んでいた為替レートは、1ドル=145円、1ユーロ=157円とそれぞれ円安に振れた。

売上高は26%増の4兆8276億円、営業利益は76%増の2505億円とそれぞれ従来予想から小幅に引き上げた。世界販売台数は前の期比12%増の124万1千台。当初予想の128万6千台を下回ったものの、主力市場の米国で利幅の大きい多目的スポーツ車(SUV)の販売が好調だった。

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