綿半ホールディングス(HD)は10日、2025年3月期の連結純利益が前期比3%増の19億円になる見通しだと発表した。年間の配当予想は24円(前期実績は23円)とし、10期連続の増配を見込む。

売上高は3%増の1320億円、営業利益は12%増の31億円を予想する。スーパーやドラッグストアを運営する小売事業、木造建築や立体駐車場を手がける建設事業は増収増益を見込む。

同日、有賀博専務が代表取締役副社長に昇格する人事を発表した。6月28日に開く定時株主総会後の取締役会で正式に決める。有賀氏は東京都出身で、1985年にキングジム入社、2006年に綿半HDに入社した。野原莞爾代表取締役会長は取締役会長に就く。

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