ミマキエンジニアリングは13日、2025年3月期の連結純利益が前期比8%増の40億円となる見通しだと発表した。3期連続で過去最高となる。半導体市況の軟化を受けて主力の産業用プリンターに使う部材の価格が下落しており、前期よりも売上原価率を抑えられると見込む。
売上高は同7%増の808億円、営業利益は同19%増の65億円の見通し。新製品を投入して需要を取り込む。プリンターの用途別にみると看板、工業製品、アパレルの全カテゴリーで増収となる。想定為替レートは1ドル=138円として、前期実績(144円62銭)よりも円高に振れ利益を押し下げると予想する。
13日発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が7%増の756億円、純利益が32%増の37億円だった。アパレル向け製品が好調で、円安も追い風となった。
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