日銀が14日発表した4月の国内企業物価指数（2020年平均＝100、速報）は前年同月比0・9％上昇の121・2だった。伸び率は3月から横ばいだった。飲食料品の値上げが落ち着いてきたことや、政府による電気・ガス料金の負担軽減策の影響で、伸び率は23年11月から6カ月連続で0％台となった。
商品別では、非鉄金属は銅などの価格が高騰し、11・7％上がった。飲食料品は2・9％上昇。石油・石炭製品は原油価格の値上がりを受け、5・3％上昇だった。
電力・都市ガス・水道は19・7％下落した。化学製品は、薬などの価格「薬価」の改定が反映され、0・6％下落。木材・木製品は4・1％下がった。（共同）
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
