ベトナムにプロセスチーズの製造・販売拠点を構える

雪印メグミルクは14日、ベトナム現地法人を9月に設立すると発表した。プロセスチーズの製造・販売を担う。資本金は2650億ドン(約16億円)で、雪印メグミルクが100%出資する。ベトナムでは中間所得層が増えており、チーズ市場が広がると判断した。

現地のニーズにあったプロセスチーズを開発する。東南アジアに製造・販売の拠点を設けるのはインドネシアに続き2カ国目。両国から東南アジアの他の国、オセアニア地域などに多様な商品を輸出する。

雪印メグミルクは2026年3月期を最終年度とする中期経営計画の中で、アジア地域(東南アジア・東アジア・オセアニア)を戦略エリアとしている。最終年度までに海外営業利益の構成比を8.5%(23年3月期は2.8%)まで高める目標を掲げる。

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