ソニーグループは昨年度1年間のグループ全体の決算を発表し、売り上げは13兆207億円で、前の年度より18.6%増えて過去最高となりました。
ゲームや音楽などの分野が好調だったほか、円安で業績が押し上げられたことが主な要因です。

また、営業利益は1兆2088億円で、生命保険事業で利益が減少したことなどから前の年度から7.2%減ったものの、過去2番目の高い水準となりました。

一方、会社は今年度1年間の業績予想も発表し、売り上げは、金融分野で減収が見込まれることなどから、昨年度と比べて5.5%減少する一方、営業利益は、スマートフォンなどのカメラ用の半導体分野で販売の増加が見込まれるなどとして、5.5%増加する見通しだとしています。

十時裕樹社長はオンラインで行われた会見で、今後の経営方針について「不透明で変化が大きい事業環境が続くことを想定し、収益基盤の強化と投資の効率の改善を進めていく」と述べました。

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