ニトリホールディングスが14日に発表した昨年度のグループ全体の決算は、決算期を変更した影響で前の時期との比較はできませんが
▽売り上げが8957億円
▽経常利益が1323億円で、
いずれも会社が示していた直近の予想を下回りました。

円安の影響により海外の工場で生産した商品の輸入コストなどが上がり、経常利益が380億円押し下げられたということです。

会社では、原価率を低く抑えた商品などを増やしているということですが、今後は1ドル=160円に円安が進む状況も見込んで商品の開発を進める方針だということです。

似鳥昭雄 会長は、記者会見で「増収増益の継続は為替で断念せざるをえなかったが、ありとあらゆる努力で赤字にならなかった」と述べました。

また「円安が続くかぎり3%台のインフレは続くのではないか」と述べ、今後も、円安による物価への影響は変わらないのではないかという見方を示しました。

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