ヨハナの事業を手掛ける松岡執行役員

パナソニックホールディングス(HD)は14日、子会社を通じて展開する家事提案・支援の会員制サービス「ヨハナ」を全国に拡大すると発表した。これまで国内では関東地方の1都3県に限定されていたが、6月12日からサービスの対象範囲を全国に広げてさらなる顧客獲得を目指す。

ヨハナはパナソニックHDの松岡陽子執行役員が手掛ける事業で、国内に先駆けて2021年に米国で始めた。献立の提案や買い物リストの作成、旅行の計画立案、ホテルの予約など、家事の依頼をこなすサービスとして展開している。国内では22年9月から神奈川県で始め、東京都や埼玉県、千葉県に対象を広げてきた。

会員登録者は月額1万円で利用できる。全国拡大にあわせ、5月14日〜6月4日の期間中に登録をした新規エリアの会員に対し、最大12カ月分を月額8000円で利用できるキャンペーンも実施する。

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