サンドラッグは2025年3月期も増収増益を見込む

サンドラッグは15日、2025年3月期の連結純利益が前期比5%増の304億円になる見通しだと発表した。グループ合計で120の新規出店を計画し、店舗網を広げる。EC(電子商取引)事業や調剤事業も拡大する。配当は130円と前期に比べて16円増やす。

売上高は7%増の8030億円、営業利益は13%増の462億円を見込む。ドラッグストア事業で85、ディスカウントストア事業で35の新規出店を計画するほか、既存店の改装も進める。インバウンド(訪日外国人)需要の増加も見込む。表示価格を変える手間が少なくて済む電子棚札の導入拡大などデジタル化も進め、生産性を高める。

同日発表した24年3月期の連結決算は、売上高が前の期比9%増の7517億円、純利益が13%増の291億円だった。消費者の外出機会が増え化粧品の販売が伸びた。下期の免税売上高は20年3月期下期の約75%の水準まで回復した。配当は年114円と前の期より14円増やした。

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